ピコ太郎「PPAP」特許庁に商標出願した企業って?「PPAP」は歌えなくなるの⁉︎
大ブレイク中のピコ太郎(53)の大ヒット曲「PPAP」のタイトルやフレーズ「ペンパイナッポーアッポーペン」などが大阪府内の無関係の企業により昨秋、特許庁に商標出願されていたことが1月25日に明らかになった。
記事によると、ピコ太郎の所属レコード会社avexも昨秋、「PPAP」を商標出願しているが、「ペンパイナッポーアッポーペン」については出願していないとのこと。ただ、ピコ太郎が「PPAP」を歌えなくなる可能性は低く、無関係の企業の出願は審判で却下されるのではないかと専門家はコメントしている。
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特許庁に商標出願した企業って?
商標出願した企業は、「ベストライセンス株式会社=元弁理士の上田育弘」。この会社は以前にも報道され、世の中で注目されはじめるとすぐに商標登録をして稼ぐ「商標ビジネス」をしている人物なんだとか…。
朝日新聞の記事によると、過去に上田氏は「将来自分で使う、他人に権利を譲渡する、先に出願しておくことで権利を仮押さえする三つが狙い。(出願中に)権利が欲しいという人が現れれば、ビジネスになる」とコメントしている。
2016年出願ランキングでは、1位がベストライセンス株式会社…
2016年出願ランキングでは、1位がベストライセンス株式会社(7917件)、2位が上田育弘氏(2661件)という結果が出ている。国全体の一割を出願していることになる。
出典:http://www.asahi.com/articles/ASJ696FPFJ69ULFA02L.html
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商標登録のルールとは
商標は、先に出願した人の権利が認められる「早い者勝ち」が原則。手数料の払い忘れなど手続きに不備があっても、最初に出願した日付を認めてもらえるように、「保留」の状態にできる。期間を半年程度置くのは、海外から出願書類をやりとりすれば往復数カ月かかることもあるためだという。