キタサンブラック、引退理由は?ラストランは有馬記念か。北島三郎オーナーコメント掲載。
キタサンブラックが、今年いっぱい(2017年内)で引退する方向であることが明らかになった。1月27日、北島三郎オーナー(80)が都内で取材に応じ、「今年でおそらく卒業していくと思います」と年内いっぱいでの引退の可能性を示唆したという。
ネット上では「引退はなんとなくわかっていましたがショックはでかいですね」「引退のニュースを見てとても淋しくて半泣き状態なんですが…」「一番いい時に引退は美学です。」など多くのコメントが寄せられている。
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キタサンブラック出馬予定
第61回 大阪杯(Osaka Hai)
2017年4月2日(日)阪神競馬場
格:G1 1着本賞金:12,000万円
年齢:4歳以上 距離:2,000m(芝・右)
第155回 天皇賞春(Tenno Sho (SPRING))
2017年4月30日(日)京都競馬場
格:G1 1着本賞金:15,000万円
年齢:4歳以上 距離:3,200m(芝・右)
第58回 宝塚記念(Takarazuka Kinen)
2017年6月25日(日)阪神競馬場
格:G1 1着本賞金:15,000万円
年齢:3歳以上 距離:2,200m(芝・右)
秋以降の出馬予定は未定だが、北島オーナーもコメントしている通り、有終の美は有馬記念(12月24日)が濃厚。
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デイリースポーツの記事掲載
「卒業」と具体的なことが言及されたのは初めて。ラストランは有馬記念(12月24日・中山)となる見込みだ。また今年は競馬場でこれまで5度歌唱してきた「まつり」も封印する意向。有馬記念で有終の美を飾り、勝利の凱歌(がいか)は最後にとっておく意向だ。すでに春は大阪杯(4月2日・阪神)、天皇賞・春(4月30日・京都)、宝塚記念(6月25日・阪神)に出走することが発表されている。その後に関しては未定で、結果と体調次第で秋は凱旋門賞・仏G1(10月1日・シャンティイ)への挑戦も検討されている。北島自身は現在、昨年9月に頸椎(けいつい)の手術を受けたこともあり、仕事をセーブしている。この日は「歌は大阪杯勝利時の『まつり』で復帰?」と問われ「今年から(競馬場の)『まつり』は封印する」と突然の宣言。本人に代わり、関係者が「昨年、歌いすぎたので、有馬記念まで取っておくことにした。年末に1着とって、そこで歌おう!と」と真意を説明した。
これまで何度も紅白歌合戦で大トリを飾り、日本の年越しに欠かせない歌を届けてきた。競馬界の一年を締めくくる有馬記念も「ぜひとりたい」と言ってきた。キタサンブラックは3、2着。「次はぜひ1着」との思いが強い。北島は「今年でこの馬もおそらく卒業していくと思います。その時に有馬記念で優勝することができたら。その時は武豊さんにも歌ってもらいたい」と一緒に熱唱することを熱望していた。