左:新型「Amazon Echo」 右:「Echo Plus」
Amazon.co.jpは2017年10月2日、クラウド音声サービス「Amazon Alexa(アマゾン・アレクサ)」と2014年11月にアメリカで発売され、大ヒット中のスマートスピーカー「Amazon Echo(アマゾン・エコー)」を日本で展開すると発表しました。
この記事では、商品の紹介や気になる日本発売日や価格・機能・種類などまとめて紹介したいと思います。
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「Amazon Echo(アマゾン・エコー)」とは?
「Amazon Echo」とは、一言で言うとデジタルアシスタント「Alexa(アレクサ)」を利用できる家電デバイスのことです。
「Alexa」とは、Amazonが所有する人工知能のことで、音声を認識して色々な操作を実行してくれる音声認識ユーザーインターフェースです。分かりやすく言うと、iPhoneの「Siri」や「Google Now」のようなものです。違いはディスプレイの搭載はなく、音声だけで生活空間に設置できるところです。ネットで繋がっている家電は全て音声認識によって操作が可能になる未来も近づいています。
英語版になりますが、実際の使用動画はこちら
例)「Amazon Echo」がしてくれること
・音楽の再生(ネット上のストリーミングサービスも対応)の再生
・Kindle書籍の読み上げ
・照明の明るさの調整
・スポーツ結果や天気情報を音声で提供
・アマゾンの注文履歴から再注文をしてくれる
・ピザの注文
・スマホの在りかを探してくれる
などなど!
音声だけで私達の代わりに動作してくれます。
更に自動車と連動させれば、支度している間に音声だけで車のエンジンやエアコンをかけてくれます。
「Amazon Echo」の主な特徴は?
・7個のマイクが搭載(部屋の中の音声を正確に拾うことができること)
・1秒以内にレスポンスが返ってくる
CEOのジェフ・ベゾス氏のこだわり。Echoの開発を始めたころは、レスポンスに数秒かかるのが普通。世界最先端の研究でようやく2秒前後のレスポンスタイムを記録したばかりだった。試作機を見たベゾス氏は研究者たちに1秒を切るように檄を飛ばした。研究者たちは無理だと反論したが、ベソス氏は首を縦に振らなかったという。
ベゾス氏の執拗な命令を受けながら、研究者たちはAIの新手法Deep Learningを使ってレスポンスタイムの縮小に取り組んだ。そしてようやく1秒を切ることができ、製品出荷にこぎつけたのだという。
引用元:http://www.newsweekjapan.jp/yukawa/2017/01/amazon-echo.php
・自宅を簡単にIoT化できる
IoTとは《Internet of Things》の略で、あらゆる物がインターネットを通じてつながることによって実現する新たなサービス、ビジネスモデル、またはそれを可能とする要素技術の総称。従来のパソコン、サーバー、携帯電話、スマートホンのほか、ICタグ、ユビキタス、組み込みシステム、各種センサーや送受信装置などが相互に情報をやりとりできるようになり、新たなネットワーク社会が実現すると期待されている。物のインターネット。インターネットオブシングス。
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種類と価格・発売日について
Amazon Echo(アマゾン・エコー)
2014年11月発売のAmazon Echo(アマゾン・エコー)はフルモデルチェンジとなりました。新しいモデルのデザインはこちら。
写真提供:amazon
2.5インチウーファーと0.6インチトゥイーターという構造で、既存のEchoと比べてウーファーは同じ、トゥイーターが小型なものになっている。
筐体サイズは、148mm×88mm×88mm、821gとEchoより小型化された。
参考:https://robotstart.info/2017/09/28/new-amazon-echo-family.html
カラーバリエーションは6種類。表面素材も様々。
価格は99.99ドル〜119.99ドルと素材によって異なる。発売日は2017年11月8日予定!
オリジナル商品の「Amazon Echo」。
価格:180ドル(約2万1200円)
Echo Dot(エコー・ドット)
ミニサイズの「Echo Dot」。
Amazon Echoのスピーカー機能を最小限に抑えて、外部スピーカーと接続できるモデル。
価格:89.99ドル(約1万円)(50ドルまで値下げしている)
購入はAmazon Primeの会員限定で数量限定販売。
Amazon Tap(アマゾン・タップ)
文字通りタップすることでオン・オフを切り替えられるモデル。
Amazon Echoが家に設置して常時ONなのに対し、「Amazon Tap」外に持ち出すことを想定したモデルとなっている。
価格:139.99ドル(約1万6000円)
バッテリー充電式で、9時間連続使用可能。(充電ドックが付属)
日本の発売日は?
現在、日本語非対応で、発売日も未定となっています。(新たな情報が入り次第更新します!)
英語のみですが、公式サイトで「Amazon Echo」を試すことも可能です。
※アメリカの「Amazon.com」のアカウントが必要です