宮下奈都「羊と鋼の森」(2016年本屋大賞)映画化を発表
史上初の三冠受賞(2016年 本屋大賞、2016年 キノベス! 第1位、2015年 ブランチブックアワード大賞)をした宮下奈都の「羊と鋼の森」が2018年映画化されることが発表されました。ピアノ調律師を志す青年の主人公外村直樹を演じるのは山崎賢人さん。また主人公 外村直樹の人生を導いていく調律師役に三浦友和さんが抜擢されました。気になるあらすじやキャスト、公開日などをまとめていきます。
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映画「羊と鋼の森」あらすじ・内容紹介(ネタバレ注意!)
ゆるされている。世界と調和している。
それがどんなに素晴らしいことか。
言葉で伝えきれないなら、音で表せるようになればいい。「才能があるから生きていくんじゃない。そんなもの、あったって、なくたって、生きていくんだ。あるのかないのかわからない、そんなものにふりまわされるのはごめんだ。もっと確かなものを、この手で探り当てていくしかない。(本文より)」
ピアノの調律に魅せられた一人の青年。
彼が調律師として、人として成長する姿を温かく静謐な筆致で綴った、祝福に満ちた長編小説。引用元:Amazon CAPTCHA
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映画「羊と鋼の森」出演者・キャスト
- 外村直樹 (ピアノ調律師を志す青年): 山崎賢人
- 板鳥宗一郎(外村の人生を導いていく調律師):三浦友和
- 佐倉和音:「???」未発表
- 佐倉由仁:「???」未発表
- 板取:「???」未発表
- 秋野:「???」未発表
- 柳:「???」未発表
山崎賢人さんコメント
原作を読んで音、景色、匂い、人と人との関係、全てが繊細で丁寧ですごく優しい空気で描かれているなと思いました。
才能が必要なのか、努力が必要なのか、誰の為の仕事なのか、調律師、そして、人として悩み、失敗しながらも一歩一歩成長していく外村にすごく共感しました。
どの職業で生きている方にも共感してもらえるものが必ずあると思います。調律そして、森とピアノの独特の表現をどう映像にしていくのかすごくわくわくしています。そして外村直樹をとにかく一歩ずつ丁寧に生きたいと思います。「orange-オレンジ-」でお世話になった橋本監督、そして大先輩である三浦友和さんと共演させて頂くこともすごく楽しみです。
三浦友和さんコメント
一人の高校生が調律師になりたいと思うきっかけになったピアノの一音。森の匂いのする音、景色の見える音。どう映像化し、聞かせるのか、橋本監督に一読者として期待しています。我々俳優陣も原作の音色を壊さないよう、より繊細な心で臨みたいと思います。
映画「羊と鋼の森」概要
- 映画公開日:2018年(詳細は未発表)
- 映画公式サイト:未発表
- 撮影開始:2月上旬から北海道・旭川を中心に撮影される予定
- 監督:橋本光二郎(「orange-オレンジ-」)
- 脚本:金子ありさ(「ヘルタースケルター」「高台家の人々」)
- 原作:宮下奈都(文藝春秋刊)
- 原作発売日:2015年9月15日
- 配給:東宝